サードウェーブのマッチングアプリdineの開発秘話を徹底調査。
サードウェーブのマッチングアプリとしてじわじわと乗ってきてるdine。アプリの使い方や、ユーザー層などの全貌は情報がまだ少ないため、dineアプリの使い方がわからない人も多いはず。それによってdineアプリに手が出しにくいのでは?そんなdineアプリへの謎を解消するべく、今回はdineアプリの創立者、上條景介氏(株式会社Mrk & Co)を勝手にリサーチしてみました。するとそこには、彼のマッチングアプリへの熱い思いがありました。
dineアプリの生みの親、上條景介氏に迫る
勝手に迫らせていただきました。笑
現在に至るまで日本の市場を占めていたマッチングアプリといえば、omiaiやペアーズなどの細かい条件や、共通の趣味から検索をかけて相手を探すマッチングアプリは「第一世代」と呼ばるマッチングアプリから始まりました。その次に流行したTinderなどの気軽に相手をスワイプしマッチングするアプリは「第二世代」と呼ばれるマッチングアプリ。この2種類が、現代に浸透しているマッチングアプリでした。
dineアプリは、この第一・第二世代と呼ばれる従来のマッチングアプリの概念から逸脱し、新しい概念のもと誕生しました。
詳しい使い方は↓
dineアプリの開発者は、株式会社Mrk & Coの代表取締役上條景介氏。彼は元々DeNAに在籍しており、ソーシャルゲームの開発などを担当していました。そして独立後にdineアプリを世にリリースしたのです。それでは、さらにdineアプリ開発者である上條景介氏の情報を遡っていきましょう。(勝手に)
dineアプリの着想は、大学時代から?
みなさんは「がんばれ!生協の白石さん」というブログをご存知でしょうか?このブログは、東京農工大学の生協の「ご意見箱」に投函される、“一言シート”をまとめたブログサイトです。
一見、なんだそれ?と思うでしょうが、その“一言シート”には、学生が面白半分で「彼女ができません」などの非常に個人的なことから、勉強のこと、あるいは「魚が好きです」などの様々な“一言”が綴られていました。それに、農工大の職員である生協の“白石さん”が学生から寄せられる雑多な一言一言に、一つ一つユーモラスでロジカルに解答していたのです。
白石さんのその姿をみて、農工大の一学生であった上條景介氏が「これをもっといろんな人に読んでもらいたい」という気持ちから、立ち上げたブログサイトが「がんばれ!生協の白石さん」でした。その後、ブログは話題を呼び、書籍化もされたほど人気を博したのでした。
もしかするとこの頃から上條氏は人の魅力を伝え、違う人に届ける。ということに魅了されていたのではないでしょうか?もしくは、特技なのかもしれないですね。(※勝手な私の憶測です。)
ブログ内ではさらに、dineアプリの誕生を裏付けるような記事も投稿されていました。
炎上してしまった為に投稿された記事自体は現在消されてしまったのですが、そのある日の記事によると上條氏は「好きな人とのデートどこ行こう?」などのデートへの悩みを解決する、サイト作りに野望を抱いていたようです。
また、ブログも非常にシンプルで読みやすい作りとなっているのも魅力のひとつです。
ザッと目を通しただけでも学生の一言シートと、白石さんのユーモラスに長けたコメントの概要が読み手に伝わりやすく、さすが!の一言。百聞は一見にしかず。「がんばれ!生協の白石さん」を読んでみてください。(笑)
大学時代のそんな背景がありながら、さらにdineアプリ誕生の大きな要素となったのは前職時代。上條氏が海外へ赴任した際、赴任先の現地にいる日本人とオンライン掲示板を通じて交流を広げていったそうです。
その体験からインターネット上で知り合い、リアルでの出会いに直結するという行為自体にポジティブな想いを感じた。と話しています。この経験からもdineアプリへの着想を得ているようです。
そんな学生時代からの熱をじわじわと保温し続け、完成したdineアプリ。上條氏の愛情がたっぷりと注ぎ込まれたアプリなのではないか?と見受けられます。では、そんな上條氏が志すdineアプリの信念とはなんでしょう?
dineアプリの信念とは?
dineのアプリを探っているにあたって、従来のマッチングアプリを使っている時には感じたことのないものを感じました。それは、「閉鎖感がない」ということ。
第一・第二世代のマッチングアプリを使っている時は、「別に禁じられてるわけでもないのになんか悪いことをしているような」気分や、「知り合いなど、誰にも見つかっちゃいけないような」気分が常につきまとっているように感じられませんでしたか?(私だけ?笑)
今までのマッチングアプリの広告を見ても「誰にもバレずに恋人ができる」などをウリにしていることから、マッチングアプリを使って恋人を見つける=人にバレたくないことという無意識的な概念が埋め込まれていたように思います。アプリ自体が、人に見られたくないもの、“恥ずかしいもの”という意識がなんとなくあったのではないでしょうか?
しかし、上條氏はその“マッチングアプリ=恥ずかしいもの”という概念を打破し、dineアプリを使ってマッチングして、おしゃれなデートするって超スマートじゃない?という印象をつけました。
そのため、デートが決まった相手のFacebookを見ることも可能ですし、プロフィール画像に使われる画像もなるべく顔がはっきりとわかりやすく写ってる写真を促しています。
また、プロフィールに「おごります」タグともう1種類「友人と一緒に」というタグがあり、↓
2人だけでなく、アプリを使って複数人で会うという条件を提示させることで、インターネット上で出会うということを、ライトな印象にさせてくれます。
このオープンさ加減が、ユーザーに「マッチングアプリを使うことはダサいことじゃないんだ!」という意識を植え付けてくれているのではないでしょうか?
上條氏自身も、オンライン上で知り合いオフラインで出会うという行為のハードルをぐっと下げ、マッチングアプリをダサいもの、恥ずかしいものという概念から逸脱させたいという想いがあるようです。
従来のマッチングアプリの問題点って?
【問題点1】マッチングアプリの恋活・婚活離れ?
第三世代と言われているdineは、マッチング後すぐにデートの日程を決めるというシステムをとっています。そもそも、なぜ即デートにコミットさせたのでしょうか?
アメリカの調査会社がTinderのユーザーを対象とし、どういった利用方法でマッチングアプリをつかっているかをアンケートしたところ、マッチングアプリ利用者の中で婚活や恋活をしているユーザーは10%に満たないという結果が出たのです。
そのほかは「エンターテイメント」だと約35%の人が回答しています。エンターテイメントということは、暇つぶしや話題作りとしてTinderを見てるということでしょう。
さらに、マッチ数や、いいね数の多さで承認欲求を満たそうとする「エゴブースト」のユーザー層も多く、マッチングアプリの利用者の半分以上が本気で恋活をしている人ではない。
という結果が出てしまったのでした。本気で恋活・婚活をしたいユーザーがマッチングアプリで出会うことができなくなってくる…というフラストレーションを抱えていました。
さらに、ただマッチングアプリを見ているだけの層(エンターテイメント・エゴブースト層)が多いためマッチングしたとしても実際に出会うということが少ないという事実があったのでした。
【問題点2】アプリで出会っても、オフラインで出会わない
第一・第二世代のマッチングアプリは、アプリ上でマッチング後、メッセージやり取りをしていき、気が合えば実際にオフラインで出会う。というステップを踏まなくてはならない風潮がなぜかありました。せっかくマッチングして、長々とメッセージをやり取りしたのに実際に会わない!という人も多かったのではないでしょうか?
そもそもスマートフォンを触ることが苦手、メールが得意じゃない、っていうマメじゃない人って結構いますよね?メッセージのやりとりをしょっちゅうしてなくちゃいけないって、そういう方たちにとってはとにかく苦行なんですよね。
マメじゃないと、メッセージの文も簡素になりがち。文章だけだと感情や表情を伝えることは難しく、マッチングした相手に「この人冷たい」という印象にさせてしまったり、メッセージ交換の面倒さに根負けしてしまうことから“オフラインで出会う”ということに繋がりにくいという事実がありました。
上條氏のインタビューでも、こんな風に答えています。
Tinder や Happn の場合で、出会ってもデートに至るケースは10%以下と言われている。多くはユーザの双方が承認をしてメッセージが開通すると、「Hi!」とか「How’s going?」という会話で始まり、ムダな会話が続いて、疲れてきて終わっているという感じ。
Dine では、メッセージが開通すると最初に日程調整の画面が現れるようになっている。アメリカでのこれまでのサービス実績では、ユーザ同士がマッチして会話が始まれば、デートに至るのは約40%。極めて高い数字と言える
出典:THE BRIDGE
https://thebridge.jp/2017/11/mrk-and-co-jpy150m-funding
マッチング→メッセージやりとり→気が合えば会う
という従来のステップを省略し、まずは会ってみないとわかんないじゃないか!という信念を貫き、マッチングアプリで出会い、実際にオフラインで出会うということをdineアプリは成功させたのでした。
以上のマッチングアプリの2つの問題点「マッチングアプリの恋活離れ」、「メッセージで挫折しオフラインで会わない」を解決するべく、dineアプリは面倒なプロフィールの作成や検索や、メッセージの一切を全てサクッと省き、スマートにデートに繋げる。この潔さも、dineアプリの使い心地の秘訣のように感じます。
現在、日本では東京都内のみがdineアプリの対象となっていますが市場調査後、関西などにも進出を予定しているそうですよ。
すでに海外では、ニューヨーク、ロサンゼルス、サンフランシスコ、ワシントンD.C.、ボストン、フィラデルフィア、バンクーバーと7都市でサービスを展開しています。
【解説】dineアプリで出会うまでの3ステップ
ということで、dineアプリ創業者の魅力と、dineアプリの魅力をたっぷりと語ったところで今までのマッチングアプリの概念をガラリと変え、即デートに繋げるまでのステップを解説いたいましょう。
STEP1 気になった相手にリクエストを送る OR 相手からリクエストが来る
相手にリクエストを送る場合は、相手のプロフィールの下部に表示されている「デートしたい飲食店」から1店舗選び上にスワイプをするだけ。 ↓
相手からリクエストが来た場合は、あなたの選んでいる飲食店の中から候補を1店舗相手から受けます。「あなたとここでデートしたい」という意味です。
こんな風に表示されます。↓
気になった相手に送ったリクエスト、または相手から受けたリクエストを承認するとマッチング成功となります。
STEP2 デートの日程を組む
マッチングが成立すると、さっそく「デートの日程を組む」ページに流れます。デートの候補日を選択すると、相手にあなたの候補日が送信されます。
いやー早い。笑
ここまで、メッセージのやりとり等は不必要です。ただし、マッチングした相手とメッセージのやりとりをしたいという方は、有料会員Dine Goldになる必要があります。
STEP3 はい、デートへGO
dineアプリ上でデートの日程が確定すれば、あとは時間を決めてデートに行くのみです。(時間調整等のやりとりはDine Goldという有料会員にならなくてはいけませんが!)
以上がdineアプリでデートに行くまでの流れ。中ではやはり、「いきなり会うのは….」という方もいますが、慣れてしまえばね!笑 実際、人は毎日知りもしない人と会ってるわけですからね。
・今までマッチングアプリというものに抵抗のあった人
・マッチングアプリ上でのメッセージのやりとりで挫折してしまった人
も、あなたの中の「マッチングアプリ」というイメージも、dineアプリによって覆されるはずです。また、「美味しいディナーを一緒にしてくれる人が欲しい….」といった時にも役にたちます。特にSEX & THE CITYとかを観た後ってそういう衝動にかられません?笑
上條氏の熱い想いが作りあげたマッチングアプリ、dine。シンプルな操作だけでなく、その上條氏の志の強さを感じることができるので、dineアプリを使っていると使い心地の良さを実感することができます。
そんなこんなで、dineアプリの魅力をたっぷり語ってしまいましたー。上條氏にもうちょっと惚れてしまいそうです。笑 実際彼もdineを利用しているそうなので、いつかマッチする日を待ちわびております….!










